「最近思うけど、残業100時間が当たり前とか、やばい会社だよな・・・」
おそらく、残業が当たり前のように100時間を超えている会社で、働いている人はそのように感じているのではないかと思います。
正直その通りです。
実際、私自身も、毎月残業100時間の仕事をしていて、初めはこれが普通だとおもっていましたが、長く務めた結果、異常だと理解しました。
そして今回は、私の残業100時間の体験談と転職して人生が変わった話をお伝えします。
今、残業が100時間以上で、悩んでいるなら、ぜひ、この記事を読み込んでほしい。
そうすれば、あなたが人生を変えるために行動することが出来るようになります。
・残業100時間は異常ですよ。
・体が壊れる前に転職をおすすめします。
・大切な人との時間を大事にしましょう
Contents
残業100時間の仕事とは→高校教員
私が残業100時間以上をやっていた仕事は高校教員です。
簡単に言うと以下のような環境でした。
今はかなり騒がれて少しずつ改善はされそうな感じは出ていますが、私が働いていた5年以上前は話題すら出てきませんでした。
正直かなり過酷な環境ではありました。
しかしながら、私はかなりやりがいを感じていたので、月の残業が100時間を越えようがお構いなしで働いていました。
当時は独身で、休みがなし、平日帰るのは常に10時頃。今思えばブラック企業さながらの働き方をしていました。
こんな感じで、約5年程度働いていました。
そんな中で、なぜ100時間以上働いていのか分析をしていました。
【高校教員】残業100時間が当たり前な3つの原因
残業100時間の原因1.強制的な部活動指導
強制的な部活動指導ですね。
なぜなら、やるか、やらないかではなく、必ずやらされます。
実際私が教員をしている時に、部活動をやりますか、やりませんかなど一切聞かれたことはありません。
私自身スポーツをやっていたので、「じゃあKIN先生はこの部活をお願いします。」と勝手に決められます。
私のように部活動をしていたらまだいいですが、なにも経験がない文化部出身の先生が急にバスケ部やれ、バレー部やれなど当たり前に言われます。
特に若手教員は断れません。
その結果、朝は朝練、夕方は7時頃まで部活動。そして、土日は練習試合と休むことができません。
しかも、教員1年目だと教材研究も大変で、正直私の1年目は地獄でしたね。教員としてのやりがいを感じていましたが、それ以上に大変すぎてあまり記憶にないぐらいでしたね。
ただ、そのまま上げると管理職から注意されるので、60時間ぐらいで上げていました。
このように、部活動をすることにより、残業は増えるし、一番大切な教材研究が思うようにできません。
まず1つ目の原因は強制的な部活動ですね。
残業100時間の原因2.休憩なんてない。生徒指導や授業の準備でなくなる。
基本教員は休憩なんてあるようでありません。
なぜなら、常に生徒と関わっているからです。
実際私が教員をしていた時に、まともにお昼休憩をとれたのは生徒がこない長期休みと台風で学校が休校になったときぐらいです。
他の日は基本、10分ぐらいで食べて、授業の準備か生徒対応をしていました。
これが教員の普通です。
民間企業のように必ず休憩時間を取れません。お昼にみんなで外食したり、少し仮眠をしたりなど、普通の会社なら当たり前のことがないんです。
多分残業100時間以上している会社に勤めている人は、私と同じ環境で辛い思いをしているはずです。
ただ、今現在はきっちり休憩がとれる環境にいて、かなり満足しています。今まで休憩という概念がなかったので、民間のちゃんとした会社に勤めて初めて休憩というものを味わっています。
このように生徒対応や授業の準備などで、まともに休憩もとることができません。
正直教員の世界はブラックすぎて、私はおすすめできない職業ですね。
残業100時間の原因3.行事で休みが潰れても、代休なんて取れない
学校にはいろいろな行事があり、休みが潰れることがあります。
ただ、説明会や入試などの行事があっても代休をとるのは難しいのが現状です。
なぜなら、平日休もうとしても、生徒が学校に来るので授業をしないといけないからです。
体育祭や文化祭など、生徒も同じように平日休む場合は、休みになりますが、実態は休むことはできません。
なぜか?休みの日に部活があるからです。私自身、教員のやっているときに代休で休んだことはありません。
部活をやったり、授業の準備に追われていた記憶しかありません。
こんな感じで代休を取りたくても、取れない環境が高校教員にはあります。
高校教員もそうですが、中学なども部活があるので、基本休みが少ないと考えておいてくださいね。
当たり前のように100時間以上の残業をして学んだこと
やりがいがあれば、仕事自体は苦にならない
当時は残業100時間以上していても、仕事が辛くはなりませんでした。
なぜなら、やりがいがあったからです。今思えばかなり過酷な環境でしたが、当時は楽しくて仕方ありませんでした。
今でも思いますが、私にとって高校教員は天職でした。
子供の夢を間近で応援できる毎日に、辛いと思った経験はほぼありませんね。生徒指導で、嫌だな〜と感じたことはありますが、9割楽しかったですね。
やはり、やりがいがあれば誰しもその仕事に没頭できて、残業が何時間あろうが楽し働けるんだと、今感じます。
ただ、もう一度やれと言われたらやりたくないですし、あなたに、おすすめもしません。
その理由は下記に書いていますので、ご覧ください。
やりがいは本当にある職業です。夢もあります。
ただ、それ以上に労働環境の悪さが勝っています。公務員だからという理由だけで、教員を目指すのは絶対にやめてくださいね。
残業100時間が当たり前の会社で働くなら、すべてを犠牲にする覚悟を
残業100時間以上の会社で働くなら、すべてを犠牲にする覚悟で望んでください。
なぜなら、残業が100時間を超えるとプライベートがなくなるからです。
実際に私が働いていた時の1番しんどい1年目の1日が下記にとおりです。
平日の1日
内容 | 時間 |
起床 | 6:00 |
出勤 | 7:30 |
午前:授業開始 | 8:50~12:15 |
お昼休憩 | 12:20~13:20 |
午後:授業開始 | 13:20~15:15 |
掃除 | 15:20~15:40 |
HR | 15:45~16:00 |
部活動 | 16:30~19:30 |
授業の準備 | 19:30~21:00 |
帰宅 | 21:30 |
就寝 | 23:00 |
これが平日の1日です。授業準備や生徒指導の話を先輩としていたので、基本的には21時を回るのが普通でしたね。
特に授業の準備はかなり大変で、休みなくやっていた記憶があります。民間ではありえない、何も教育がないまま1年目の初日から授業を1人でやらされます。
なので、授業の準備にかなり時間をさかれます。
これが平日です。プレイべートなんて0。
しかも休日は朝の9時から~遅いと17時頃までやります。
もしこれで、彼女、友人、家族と時間を取りたいと思っても取れません。しいて言うなら、休日の夜ぐらいですかね。
これが残業月100時間以上が当たり前の会社です。あなたはこの生活を10年、20年、30年と続けることができますか。
全てを犠牲にする覚悟があるなら、残業が100時間の会社で働いてください。
ただ、私は無理だと判断して、民間企業(ホワイト)へ転職しました。
100時間の残業が当たり前の仕事から転職して人生が変わりました。
私自身100時間の残業が当たり前の教員から転職して人生が変わりました。
なぜなら、平日は基本定時、休みは年間120日以上とれるようになったからです。
実際の生活環境の差は以下のとおりになります。
年収は下がりましたが、労働環境は見違えるほどよくなりました。
仕事自体は、全く違い、やりがいはあまりなくなりましたが、それ以上に家族との時間、友人との時間などが増え、かなり満足しています。
今では毎週土日になると、家族でどこに出かけようか楽しみで仕方ありません。また、毎日の家族とのお風呂も楽しみで仕方ありません。
私は転職で人生をかえることができました。
残業100時間の会社で働いていた時は、これが普通だと思っていましたが、実際は違いました。
これほど働きやすい会社が、世の中にあるのか?と思うぐらい、まともな会社はあります。
もし、今現在100時間以上の残業が当たりまえの会社で働いているのであれば、1度外の世界をしっておくことも大事だと思います。
なぜか?私が転職で人生を変えたからです。
今のままでいいと考えるならいいですが、今の労働環境を変えたいなら、今すぐ行動をしてください。
残業100時間が当たり前の会社は今すぐ辞めるべき。労働環境は働く中で1番大事なことです。
・残業100時間は異常ですよ。
・体が壊れる前に転職をおすすめします。
・大切な人との時間を大事にしましょう
私自身残業100時間を経験しましたが、かなりやばい労働環境だったのは間違いありません。
繰り返しになりますが、今現在残業で苦しんでいるなら、1度転職を考えてみてください。残業100時間が当たり前は正直やばいですよ。
働いている本人は気が付かないことが多いですが、客観的にみて私自身も気が付きましたが、異常な世界です。
何も自分の時間がとれない、会社に依存する習慣はあなた自身の人生を豊かにはしません。残業をするより、家族や友人、趣味に時間を使いませんか?
すこしでもいいので、行動をしてください。そうすれば、あなたも未来も明るいです。