高校の先生って本当にしんどいですよね。
私も4年間高校の先生として働いていて、生徒指導で辛いと感じる場面は結構ありました。HR、授業中、休憩時間など気が休まる時がありません。
辛くてやめたい、学校へ行きたくないなど考えることがよくありました。
多分あなたも私と同じように「生徒指導がうまくできなくて辛い」と思い悩んでいませんか?
生徒は授業を聞かない、私語が多い、歩き回るなどTVで見る光景が本当にあります。
私の時代にはなかったのに・・・。そんなことを考える毎日を送っていたのを覚えています。
そこで今回は生徒指導の辛さを解決する方法をお伝えしたいと思います。
・先輩教師に相談する(チームプレー)
・仕事として割り切る
・民間企業を視野に入れる
Contents
教師の生徒指導が辛い、辞めたいと感じた時の3つの解決方法
教師の生徒指導が辛い、辞めたい時の解決方法①.一人で抱え込まない
教師の仕事は基本一人で解決することがほとんど。誰かに頼りたくてもなかなか頼れないのが現状なんです。
なぜなら、生徒からは他の先生にチクッタと言われ、煙たがられるからです。
実際働いていて、生徒指導が苦手な先生の助太刀に行くと、毎回生徒から「自分じゃどうにもできないから、別の先生呼ぶとかダサっ!」と暴言がはかれます。
このような実態があるので、なかなかチームでやりづらいのが教員です。
ただ理解してください。教員はチームプレーです。一人で悩まず、多くの先生の力を借りて解決できるようにしてください。
これは経験談ですが、私も生徒指導が辛い時期がありました。その時に解決できた理由は、ベテラン先生の力を借りたことです。
特に新人の頃は一人で問題を解決しなくてはいけないと、悩んだことも多くありましたが、結果チームプレーが大事だとわかりました。
教員はかなり精神的にも疲れる職業です。なので、一人で抱えると精神的に追い込まれます。
子供のことが大好きで教師になったのに最終的には、子供が怖くなり鬱病にかかる先生は全国に沢山います。
(毎日新聞より引用)
5000人は正直異常なほど多いです。私も勤めていた時に、何人かの先生が鬱病で休職している姿を見ていたので、同僚としては相談してほしかったのが正直な感想です。
相談すれば何か必ず糸口は見つかります。
教師を目指す人は真面目な方が本当に多いです。自分で何とかしないといけないと思い込んでしまいます。
特に1年目や2年目から、担任や授業を一人で持たされて上手く出来るわけがないです。
そんなに自分を追い込まないで、周りに相談してチームで生徒指導をして下さい。
教師の生徒指導が辛い、辞めたい時の解決方法②.仕事ときっぱり割り切る
教師の中でも、この選択をできる人はなかなかいません。
なぜなら、教師をしている以上は、生徒のことを第一に考え行動することが教師の一番の醍醐味だからです。
ただ、それを無視して、仕事として割り切ってください。
これは、あまりおススメできませんが、鬱病になるよりはこの選択をして仕事を続ける方がマシです。
生徒が何をしても、ある程度注意してそれ以上は何も言わない。
すべて仕事として割り切ってください。生徒が私語をしていようが、携帯をさわろうが、あまり気にせずに仕事をしてください。
教員の仕事は、授業を教えて偏差値を上げるのが仕事です。そこに重点をおいて仕事をしてみて下さい。
とは言え、子供が大好きで教員になった人には正直できないですよね。
この方法は私が4年間教員をしていて、数名しかやっていませんでした。
この方法をお伝えしましたが、教師をしている先生でこれを出来る人はなかなかいません。これは教師をする以上はオススメできません!
教師の生徒指導が辛い、辞めたい時の解決方法③.民間企業へ転職する
教師という職業は非常にやりがいのあるすばらしい職業ですが、1つの解決方法として民間企業を推奨します。
なぜなら、教師の仕事がかなりハードで、民間に行くと精神的に楽な気持ちで仕事ができるからです。
実際私が教師から、民間に転職して感じたのが、精神的に穏やかに仕事ができることです。
私は民間へ転職してよかったと感じています。
とは言え子供にかかわる仕事をしたい!とあなたは思っていませんか。
それなら、教師だけ子供と触れ合える仕事ではありませんよ。民間でも子供の成長を応援できる仕事は沢山あります。
例えば、塾の講師、スポーツインストラクター、民間の高校(通信)、NPO(フリースクール)など、探せばいくらでもあります。
私も新卒で教師をしている時は教師しか頭にありませんでした。
しかし教師を一度離れると視野が広がり、新しい価値観が芽生え今は民間企業で楽しく働いています。
教師という職業はすばらしい職業です。
しかし、日本の教育現場は整備されておらず今後教師の立場が下がっていく一方。
特に、生徒指導がやりにくい環境になって行きます。昔は許されていたことが、今では許されない。
生徒が中心の完全に教師はサービス業になっています。
そんな中で、今後もやっていく自身があればいいですが、なければ転職も視野に入れて行動してください。
1度転職活動をして、やはり教師がいい!と感じたら戻ればいいだけです。
そうすれば、教師という職業にももう一度向き合うことができるようになります。
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生徒指導が辛いなら、辞めて教師以外の仕事もあり。私も経験したから、わかります。
・先輩教師に相談する(チームプレー)
・仕事として割り切る
・民間企業を視野に入れる
教師をする以上は生徒指導は必ずついてきます。
いろんな方法を試して、少しでもストレスをなくして教師を続けてほしいと思います。
ただ、無理をして鬱病などで休職するよりは、視野を広げて行動してください。
教師の仕事もすばらしい仕事ですが、民間でも教師にもなれますし、他の仕事も数え切れないほどあります。
私も転職してわかりましたが、どんな仕事でも何か目的があれば楽しくやることができます。
休職するぐらいしんどい、辛いのであれば仕事を変えるのも全然あり。
以外に他の仕事をしてみたらおもしろいかもしれません。いろんな方向から視野を広げて行動してみてください!
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