教員

「経験談」教員をやめて民間の会社へ転職した5つの理由。やめたいなら辞めるべきです。

管理人のは私が教師から民間企業へ転職した体験談を今回はご紹介したいと思います。

私は高校の教員として働いていました。ただ、教員採用試験に合格してなく、講師という立場で、4年程度やっていました。

もちろん合格しなっかったからやめたのも理由ですが、その他に、長時間労働、休みが取れない、自分の子供より生徒優先が理由です。正直未来が想像できませんでした。

現在講師、非常勤で働かれている人や現役の教師の方も同じ悩みを抱えながら過ごされているのではないかと思います。

そこで私の体験談を含めて少しでも同じ悩みをもたれている先生へ書かせていただきます。

やめた理由

1,長時間労働(月残業100時間以上)

2,土日祝日の部活動で休みなし

3,家族との時間がとれない

4,大切な日に休めない

5,教員採用試験の壁(倍率40倍)

教員をやめて民間の会社へ転職した5つの理由

教員を辞めて民間へ転職した理由①.ブラック企業さながらの長時間労働

とにかく教師は拘束時間が長い職業です。

なぜなら、朝は部活動で定時よりも早く出勤して、夕方は定時後に部活動が始まるからです。

実際私が教員をしていた時も、朝部活動があるときは7時頃には出勤して部活動をしていました。

もちろん残業代のでないボランティア。(一律基本給の4%)

夕方も当たり前のように、定時が17時でも19時頃までするのが普通です。これが高校教員の世界です。

これが民間企業なら確実に労働基準監督署から指導が入ります。

しかし教員の世界は入りません。この変わらない長時間労働に私は疲弊しました。

残業が多い月には200時間近くなることも。

これだけ働いて、今後家族ができ、いろんな所へ行きたいと思ってもできない。

子供とお風呂に入れない。食べられない。休みは遊べない。

私にはこんな生活は無理でした。

教員の仕事は好きで好きでたまらなかったですが、それより家族と過ごしたい!それが私の思いでしたね。

教員を辞めて民間へ転職した理由②.休みなし、土日祝日の強制部活動

中学や高校の教師になると必ず部活動を持たされます。

なぜなら、拒否することもできない、部活動はやるものだと決められているからです。

実際、私も野球をしていたので、野球部の顧問をしていました。

当時私は何も思っていましたが、顧問の決め方も今思えば無茶苦茶です。

部活動の顧問はボランティア活動なのに、ほぼすべての先生が拒否できない環境になっています。

なので、ほぼすべての先生が部活動をして、土日祝の休みがなくなります。もちろんやらない先生もいますが、ほぼ50代。

若い人は100%の確率で、しんどい部活をやらされます。

休みはないと思っていてください。

ただ、私は4年目に主の顧問をさせてもらった経験があり、休める取り組みをした経験があります。

しかし、残念ながら周りにつぶされる結果に。

私は、教員4年目あたりから、少しずつ部活動の異常さに考え方が変わり、休むことも必要だと思い、できるだけ休日を設定しようとしましたが、簡単にうまくいきませんでした。

休日部活をしないと、同僚、保護者、生徒からクレームを言われます。

特にきついのが同僚です。あれ?日曜日なのに野球部しないだ、ぶ・か・つ!などプレッシャーを浴びせられます。

このプレッシャーは若手教員には絶えれません。

そのほかにも部活動の弊害があります。教員採用試験に合格していない若手教員は土日祝の部活動は必須です。

なぜなら、部活動は採用試験の合否にも関わります。もし部活を「勉強のためできません」と言った日には、あいつは部活動しない教員とレッテルを貼られて、評価を下げられる可能性があります。(個人意見)

教員を辞めて民間へ転職した理由③.家族との時間を優先したい

教員をやっていると家族との時間がとれません。

なぜなら、平日は朝早く、夜は遅い、そして土日祝日は部活で休みがないからです。

実際、家族が出来る前に辞めましたが、そのまま働いていたら確実に家族との時間は取れませんでしたね。

上記でも説明しましたが、職業全体を比べてもトップ5に入る残業です。

しかも、休みが休みではない。

普通に仕事をしていて、曜日感覚がなくなります。だって毎日学校にいますから。

あなたも教員をやるなら、覚悟して就職してください。

とは言え働き方改革で、働く環境はよくなっているんじゃないか!と言われる方もいるかもしれませんが、ほぼ変わっていませんね。

てか、今後も当面変わりませんね。学校の権限より、やはり日本自体の体質が変わらないと教育はかわりません。

なぜなら、決定権は政府にあるからです。

なので、教員の世界はどんなに頑張っても働き方改革は届かない職業なんです。個人で、部活動をなくすこともできなければ、生徒との関わりをなくすこともできません。

繰り返しになりますが、それでも目指すなら頑張ってください。

教員を辞めて民間へ転職した理由④.どんな大切な日より、学校行事を押し付けられたから

大切な日に休みをもらえないのが、教員の世界です。

なぜなら、部活動の顧問をしていたら監督が不在になれないからです。

実際以下のような経験があります。

私は講師だったこともあり、よく転勤をしていました。

そこで、転勤後すぐ野球部の顧問に指名され、監督になりました。

ただ、私の大事な友人の結婚式と部活の試合の日が被ってしまい、友人の結婚式に出たいと相談しました。

この日は友人の結婚式があるんですが、どうにかなりませんか。
う~ん、理由はわかるが、あなたがいないと試合ができないんだよ。
監督が不在での、試合は可能です。お願いします。
子供が一生懸命してきたのに、残念過ぎる。顧問になった以上はやってもらいます。

いろいろ相談しましたが、結果結婚式には出ることができませんでした。私は転勤したばかりで、野球部を指導したのも2、3日。

これで全てを押し付ける学校の管理職に苛立ちましたね。

流石にこれは、ドン引きです。

相手のことを何も考えないで、自分がやりたくないから押し付ける学校の体質に唖然としました。

このように、大事な日でも部活動などで大事な役割がある場合は休むことができません。

それを覚悟しておいてくださいね。

教員を辞めて民間へ転職した理由⑤.教員採用試験の壁

高校教員の採用試験に合格することができませんでした。

教員採用試験は非常に大きな壁で、20台前半で採用されると非常に優秀と評価される試験です。

倍率も科目により違いますが、私の科目は40倍程度の倍率でした。160名受けて4名合格。

毎年倍率は変動しますが、大体このぐらいでした。私は結局5回受けましたが、全滅でした。

全然勉強してないんじゃないか?と思われますが、毎日平日は2時間~3時間、土日は4時間~5時間していました。

結局はタイミングもあります。特に私が受けていた免許は、専門科目なので部活動の指導者として全国や世界で結果を残している人は採用されやすいんです。

ただ、今となっては採用試験に合格しなくてよかったと心から思いますね。

絶対今のように、家族との時間や、好きなことをして過ごす時間はありませんでした。

素晴らしい職業、教師のやりがいについて

やりがい

・子供成長がまじかで感じれる

・多くの子供の人生をかえることができる

・毎日が刺激的で、あきることがない

まず、教師の仕事は非常にやりがいがあり、子供の夢を応援できるすばらしい職業です。これは他の職業ではできない教師の特権だと思います。

生徒と学び、生徒と過ごす毎日は非常に充実した時間でした。

いろんな生徒と出会い、いろんな価値観があり生徒から学ばせてもらうことが非常に多くあり、それこそ私にとっては天職だと感じていました。

好きなことをして、お金を頂ける。それだけでありがたかったです。

その当時は残業という概念は全くなく、普通に22時23時に学校をでることも普通のことでした。

教師って大変だよね~

かなり多くの人から言われましたが、全くそう感じたことはありませんでした。

しかし、今思えばかなりやばい労働環境でしたね。教員はかなりやりがいがありますが、経験したからわかります。おすすめはできません。

その理由は下記の記事を読んでください。

教員はやりがいがありますが、本当に考えて就職をしてくださいね。

教師をやめて、民間への転職して人生が変わりました。

私は教員から民間企業へ転職して人生がかわりました。

なぜなら、自分の時間を手に入れたからです。

実際、教員の時と比べて、残業もなくなりましたし、土日祝日は休むことが出来ています。

時間にすると100時間以上、家族との時間、自分の時間が増えましたね。

正直辞める時は、少し後悔がありましたが、今は一切後悔がありません。

だって、自分の子供の成長がまじかで見れて、好きなことを出来ていますから。

今、あなたが辛くて悩んでいるなら、1度民間企業も視野を入れて転職活動することをおすすめします。

なぜなら、教員以外にも子供と関われる仕事はありますし、何より教員の労働環境が悪すぎる。これつきますね。

繰り返しになりますが、教員は素晴らしい職業ですが、心も、体もむしばむ仕事なのは間違いありません。

これは教員をやった人しかわかりません。本当に大変な仕事です。

それを1年でも、2年でも続けたことが凄いこと。

また、教員は転職市場では教員が人気です。理由としては、能力の高さと過酷な労働環境の中しっかり働いていることだと思います。

よく公務員から民間に行っても通用しないよ!と言われますが、全然通用します。てか教員は能力が高いです。

なので、私と同じように悩まれている人は一度、転職を視野に入れて行動してみてください。家族と過ごせる優良な会社は沢山あります。

今になって考えると採用試験に受かって教師をしていたらと考えると、今の生活のほうが100倍幸せだと感じます。

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教員を辞めたことに後悔はありません。人間らしい働き方ができ、今は満足しています。

やめた理由

1,長時間労働(月残業100時間以上)

2,土日祝日の部活動で休みなし

3,家族との時間がとれない

4,大切な日に休めない

5,教員採用試験の壁(倍率40倍)

以上のことが理由で教師をやめ、民間企業に転職しました。

私は非常に教師という職業に誇りを持ち、楽しく働いていました。

今世間で騒がれている働き方改革で教員の残業、土日の部活動が外国のように外部の機関が行えるようになれば、今後私のような人でも教員に気持ちよくなれるのではないかと思います。

教師と民間企業を経験して言えるのは、教員の世界は非常に閉鎖的で労働環境は異常です。

今当たり前のように、月の休みが1日や残業代が一律1万円程度などは民間で言えば、ブラック中のブラックです。

ただ、そんなことを気にされずに、責任感が強く、子供のために働かれている先生は、凄いことでもあり異常であることの認識しないといけないと思います。

また、教師の世界しか知らないと若い先生はそれが当たり前だと思わずに、一度民間へ行かれてもいいのではないかと思います。

教員採用試験の受験できる年齢もどんどん上がっています。民間を経験して、それでも教員になりたいと感じたら、教員に再度チャレンジできます!

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KIN@転職アドバイザー
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