鉄道が好き(鉄道オタ)の人が鉄道運転士にはなれない。
そんな噂を聞いたことはありませんか。
たしかにイメージは鉄道好きは、公私混同しそう、鉄道マニアはマナーが悪いなどなど。
小さいころからの夢だったのに・・・。好きなことを職業にしたいのに・・・。
そんな噂話でで夢を諦めたら、ダメですよ。
実際の話をすると、鉄道好き(オタク)が原因で落ちることはありません。落ちる理由は必ず他にあります。
なぜわかるか?私が今某鉄道会社に勤めているからです。
・コミュニケーション能力
・クレペリン検査で基準を超える
この記事を読めば、鉄道が好きな人でも運転士になれることがわかります。
そうすれば、あなたの夢も叶いますよ。
Contents
「運転士」鉄道好き(鉄オタ)でも採用される!合格に近づく方法とは
合格に近づく方法①.コミュニケーション能力がもっとも大事

最も大事なのはコミュニケーション能力です。
はっきり言えば、鉄道会社の運転士を受けにくる人に高学歴もほぼいませんし、職歴が驚くほどすごい人も、まずいません。
これは私の会社で応募していた人を何百人と見た結果です。
例えいたとしても、学歴はあまり意味がありません。
だって鉄道会社の運転士に求めるのは、きちんと運転して、お客様とトラブルにならにように、しっかりと会話ができるかの2点がもっとも重要しされるからです。
別に東大生が受けこうようが、慶應生が受けにこようが会話ができないと採用はされません。
鉄道の運転士はサービス業。これを理解してください。
特に田舎の鉄道は、お客様との会話が多く、中には理不尽な事を要求してくる人も沢山います。
だからこそ1番に求められるのはコミュニケーション能力なんです。
オタクだから、マニアだからで不採用にするなどは私の会社ではありません。
私の鉄道会社には普通に鉄道が好きな(鉄オタ)人も在籍しています。
合格に近づく方法②.内田クレペリンテストで好成績

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
この検査を受け、基準を上回れば鉄道の運転をする資格が与えられます。(もちろん免許がある場合)
ただ、鉄道によって基準が違うので、そこは頭に入れておいてください。私の会社と、大手JRとは難易度は違います。
ちなみに検査方法はこんな感じです。

(内田クレペリン検査より引用)
また、内田クレペリンでわかることは以下のことです。
通常、「知能」や「性格」を測るためには、2つ以上の検査の実施が必要になります。しかし、内田クレペリン検査は、「人が作業(行動)するときの能力」と「その能力を発揮するときの特徴」のふたつをまとめて測ることができます。また、課題や設問に答えるという検査ではないため、受検者が意図的に結果を操作しにくく、更に言語に制約されないので外国人の受検も可能です。(内田クレペリン検査より引用)
どれだけ優秀でも、どれだけコミュニケーション能力があっても、クレペリン検査を合格しないと運転はできません。
まあこれは、努力でどうにかできるものではないので、ここは今の自分を信じてやるしかないです。
ちなみに、私の会社でもクレペリンをやっていますがほぼ9割合格していますので安心してください。
ちなみに、動力車免許を持っていれば、評価が上がる

・甲種蒸気機関車運転免許
・甲種電気車運転免許(電気機関車と電車)
・甲種内燃車運転免許(内燃機関車と内燃動車)
・乙種蒸気機関車運転免許
・乙種電気車運転免許
・乙種内燃車運転免許
特に最近の傾向ですが、運転士になるために必要な免許を所持していた場合、確実に採用時プラスになります。
なぜなら、コスト削減になるからです。
例えば免許を持っていない場合だと、勉強する時間、免許をとる費用と、免許を取った後の訓練の時間など多くの費用が掛かります。
大手ならまだしも、赤字鉄道が多い地方は免許保持者は喉から手が出るほどほしい人材になります。
なので、免許を持っていて、地方鉄道へ転職したい場合はかなり有利であることは理解してください。
ちなみに、あなたが行きたい鉄道はどの免許が必要か調べてから行くようにしてくださいね。
「運転士」鉄道好き(鉄オタ)でも、あきらめなければ採用されます。
「経験談」鉄道オタクでも採用はされる

よく噂などで、鉄道好きはあまり採用されないと言われています。
しかしこれは、鉄道好きが理由ではありません。
筆記試験や面接などすべてを考慮し、採用を見送られます。どちらかと言えば、鉄道好きの人が合格ラインにいれば、鉄道会社としてはうれしい限りです。
なぜなら、初めから鉄道についての知識があり、指導しやすいから。
鉄道業界はかなり専門的な内容を中心に、勉強をしなくてはいけません。その分野を少しでも知っている人が入社すれば、指導をする手間が減るのでありがたい。
特に地方鉄道は、赤字路線が多く採用するコスト、採用後のコストを考え、できるだけ手のかからない人材を入社させたいのが狙いです。
なので、昔から鉄道で働きたい!と思っていたなら、もう一度夢を追いかけてみませんか。
令和時代は最大のチャンス

平成の終わりから、人材難で多くの企業が採用活動に苦戦しています。これは鉄道業界も他人ごとではなくなってきています。
今までは安定と高収入で入社したくても、入社できなかった鉄道業界ですが、今は違います。
はっきり言えば、誰にでもチャンスがある業界になっています。
ちなみに私の働いている鉄道会社でも、ここ2年で中途入社の運転士が4名います。
しかもそのうち2名は鉄道業界未経験、職歴も秀でるものはなし、30手前。
この条件なら、何か自分でも行ける気がしませんか?
しかもこれからはもっと人手不足になり、チャンスは広がります。
まずは5分程度かかりますが、無料で登録できる求人サイト、リクナビNEXTで求人を探してみてください。
鉄道好きは、採用基準を満たせば問題なく合格できます。夢を追いかけませんか?

・コミュニケーション能力
・クレペリン検査で基準を超える
どうでしたか。
鉄道好き(オタク)が原因ではなく、人とのコミュニケーション能力やクレペリン検査で基準を超えられなかっただけです。
私が勤めている会社に、鉄道オタクは普通に在籍しています。
これが答えですよね。
鉄道が好きな人を落とすのではなく、あくまでもコミュニケーション能力やクレペリンが基準に到達しないから落とされることを理解してください。
運転士だから運転するだけでいいわけではありません。運転士になりたいのであれば、まずはコミュニケーション能力を高める訓練をしてください。
そうすればおのずと合格が見えてくるはずです。
ちなみに求人を探す場合、リクナビNEXTをお勧めします。
なぜなら、転職サイトの中で最大手、求人数№1だからです。まずはリクナビNEXTで求人を探し、慣れてきたら他の転職サイトも活用するようにしてくださいね。
初めから多くのサイトに手を出すと、管理が非常にめんどくさくなります。
ではでは、検討を祈ります。
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