給料

「ブラック企業見抜け!」みなし残業代で基本給が低い会社がやばい3つの理由

みなし残業時間は正直企業が得する仕組みになっています。

なぜなら、基本給を極限まで下げることができるからです。

基本給を下げる=人件費の節約。

基本給を下げることにより、残業代や、賞与の額を大幅にさげることができます。

あなたの会社は大丈夫ですか?みなし残業代が多く、年間の所得が少ない場合は正直今すぐ転職をおすすめします。

正直みなし残業代がなくても、今あなたが月何十時間も残業してもらっている給料より多くのお金をもらえる環境はあります。

とは言え、本当にみなし残業代で基本給が低い会社はやばいの?と思われる方のために、今回はなぜやばいのか3つの理由をお伝えします。

結論

・見た目は好待遇!中身は低待遇

・ボーナスという罠!基本給が低かったら意味なし

・残業ありきの会社で、定時退社は不可能

みなし残業代で基本給が低い会社がやばい3つの理由

基本給が低い会社がやばい理由①.見た目では好待遇!でも中身はブラック企業(みなし残業代に気をつけろ!)

これは求人でよくある手法なので、気をつけるようにしてください。

例えば、月収23万円(みなし残業代10万円・60時間分を含む、超過分は別途支給)のような求人があります。

これを紐解いていくと、基本給は13万円で残業代は60時間で10万円に分けられます。

ここでわかってほしいのが、基本給の低さ。

基本給が低いのは労働者にとって一番不利な条件なので、必ず基本給を確認するようにしてください。

なぜなら、基本給が低いと会社側のメリットが大きいからです。例えば、残業代や賞与などは基本給をベースに決められています。

なので、基本給が低い=残業代のベースの金額、賞与のベースの金額が低くなります。それによって人件費を抑える仕組みになっているのです。

また、みなしの残業時間が60時間や45時間など普通に考えれば、この時点でブラック企業の可能性が高いので、今そのような環境や求人に応募している場合はやめるようにしてください。

ちなみに私の例を出せて頂きます。

KIN(求人広告時代)

・基本給16万円みなし残業代8万円(40時間)=求人掲載額面24万円

・賞与1カ月

・合計所得304万円

KIN(インフラ営業)

・基本給21万円=求人掲載額面21万円

・月残業代2万(10時間~15時間程度)

・賞与5カ月

・合計所得381万円

これは私の1年目の実例です。約80万円程度給料がUPしました。求人の額面では広告営業時代の月給が高いですが、全体でみればここまで差が出てきます。

しかも、営業の場合は基本給がほぼ上がらない仕組みになっている企業が多いので注意してください。

1年目も5年目も10年目も、基本給がほぼ変わらないとかはざらにあります。

基本給が低い会社がやばい理由②.「驚愕」ボーナスが年間5カ月でも少ない

上記で説明しましたが、基本給が安いとボーナス(賞与)にも関わってきます。

この2つの例を見比べてください。

Aさん

基本給25万円・賞与3カ月=75万円

Bさん

基本給13万円・賞与5カ月=65万円

ボーナスが2カ月も低いBさんの方が、受け取る金額が低くなっているのがわかります。

これは求人掲載でよくあるパターンです。

ボーナスで求職者をつる方法です。お金が欲しい、賞与がいい会社へ入りたいなど求職者の欲求を逆手にとり集める方法です。

なので、必ずボーナスばかりではなく、みなし残業代と基本給をしっかりみるようにしてください。

ここで1つアドバイスとして、求人サイトの中にはみなし残業代と基本給を合わせて書いてあり、求職者にわかりにくいようにしているサイトがあるので注意してください。

ちなみに私が転職活動中に使用していたリクナビNEXTに関しては、きっちり書いてあるのでまずはリクナビNEXTで、どのように書かれているのか勉強してください。

基本給が低い会社がやばい理由③.残業ありきで労働時間が決まってしまう。(プライベートなし)

みなし残業代がある企業の場合は、基本的にみなし残業時間=残業時間と考えてください。

例えば、みなし残業時間が45時間ある場合は毎月45時間の残業。

このことを理解してくださいね。

みなし残業時間だから、仕事が早く終われば帰れるというわけではありません。

もちろん早く帰ってもいいのですが、ほぼ確実に帰れない雰囲気なので、覚悟をしておいてください。

みなし残業時間が設定されている場合は、残業ありきで仕事をしています。

なので、定時で帰宅したい人は、みなし残業時間がない企業へ勤めるようにしてください。

経験上、みなし残業代は営業関係と運送業界が多い

これは私の経験ですが、みなし残業時間が多い業界は営業関係と運送業界。

基本給が低く、残業時間や歩合で給料を出す業界です。

営業は私も経験しているので、みなし残業時間はかなり多い業界です。

特に歩合がある営業はみなし残業時間のオンパレード。ちなみに私が以前勤めていた会社はみなし残業時間45時間で設定されていました。

もれなく、上記で説明した内容に該当する基本給は低く、残業代で支払っている会社でした。

見た目の給料は高いですが、残業をいくらしても変わらないので最終的な給料はかなり低かったです。

実際営業から別の職種に転職して、80万円給料がUPしました。

また運送業界もみなし残業時間の記載が多いので、転職する際はしっかり確認をするようにしてください。

ブラック企業を見抜いて!みなし残業代で基本給が低い会社に勤めているなら、今すぐ転職をおすすめします。

結論

・見た目は好待遇!中身は低待遇

・ボーナスという罠!基本給が低かったら意味なし

・残業ありきの会社で、定時退社は不可能

以上の3つの理由がみなし残業代で基本給が低い会社のやばい理由でした。

見た目はいいですが、ほとんどの場合、中身が悪条件になっている場合があります。

それよりは、基本給が高くてしっかりとボーナスが出る会社へ、転職したほうがよくないですか。

正直今後みなし残業時間は、働き方改革で減ることが予想できます。それが起きた場合、みなし残業代が0になり、今まであった数万円のお金が0円になります。

その金額で生きていけるでしょうか?正直厳しいですよね。

なら今行動しないと、最悪の事態を招きます。

例えば5年後、10年後にみなし残業代がなくなって、転職した場合あなたの年齢は何歳ですか?30歳?40歳?

転職は年齢が高くなればなるほど、難しくなるのが現状です。

そこをしっかり考えて、転職活動をしてください。

KIN@転職アドバイザー
年収は80万円UPし、年間休日は教員時代と比べ100日以上増え家族毎日笑顔が絶えない毎日を過ごしています。 あなたも私と同じように、笑顔で毎日過ごせるように経験をすべて伝えます。 私と一緒に明るい未来へ一歩進みましょう。
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